この物語は、私が「海外挑戦」という人生の大きな壁を前にして、どう動けなくなったかというお話です。
でも、そこで感じた不安の正体と、それを破った「小さな行動の力」は、
あなたが今、人生のどんな壁にぶつかっていても、必ず役に立つものだと信じています。
前回の記事を読んでくれた読者は、「さぁ、いよいよ海外での生活が始まったね!」
と期待しているだろう。
これまで信念の原点、そして海外への決意の裏側を語ってきた。
そのため、今回の記事では、単なる葛藤の続きではなく、
【決意】した後に【行動】へと移る間に立ちはだかった、最後の最も大きな壁をどう破ったかという、
実践的な「乗り越え方」を伝える。
その壁とは「完璧への焦り」と「誰に届くかという不安」だ。
この記事は、その不安に打ち勝ち、具体的な準備を可能にした
「行動するときの気持ちの整え方」と「目標を小さく分けて進めるコツ」に特化する。
あなたが夢の実現を前にして立ち止まった時、必ず役に立つ内容だと信じている。
【決別】過去の「二番目の安全圏」から脱却する:弱さに負けない信念
過去の「弱さ」の正体
私の行動を拒んでいた「二番目の安全圏」とは、
過去の競技生活の中で、いつの間にか生まれてしまったものだと感じている。
周りには自分より強い友人がいた。
その状況で、心の中で「私はこの子には負けるのは当たり前」という諦めがどこかにあったように思う。
複雑な感情:勝つことへの恐怖
友人には才能があるし、私が勝てるなんてことはない。
そう決めつけていた一方で、「負けたくない」という強い思いも確かにあった。
問題は、自分の得意分野で、もしも私が勝ってしまったらという、複雑な感情だ。
周りからも、そしてその友人からも「なんで?」という視線で見られるかもしれない。
その否定的な視線が嫌で、私は無意識に「二番目」という安全な場所を守り続けていたのだ。
現在へのつながり:再発した「くせ」
この「二番目の安全圏」を守るくせが、まさに今回の海外挑戦の前に、
再び顔を出してきたように感じる。
「失敗するくらいなら、やらない理由を探して立ち止まっていよう」
「完璧な準備が整うまで動くのは危険だ」
この思考は、過去の自分の弱さに負けている状態だと、
当時の私は気づいたのだ。
自分への誓い:二度と繰り返さない
でも、もう二度と「二番目の安全圏」には戻らないと心に決めた。
あの頃の自分に負けてしまうような生き方はしない。
この「過去の弱さに負けたくない」という強い信念こそが、
私の自己決定の力になったと感じている。
【原動力の真実】母の言葉が「今すぐの一歩」を可能にした理由
覚悟の瞬間に母の言葉
過去の自分に負けないと覚悟を決めた時、私の中に残ったのは、
母の「今しかないよ!」という言葉だった。
母は私にとって、いかなる時も私を正しい道へ導いてくれる絶対的存在である。
でも、その愛情は決して押し付けや重くのしかかるものではなかった。
母の言葉はいつも、「必ず最後は自分で決断しなければいけない」という強いメッセージも併せ持っていたのだ。
「今しかない」の解釈
この「今しかない」という言葉は、単なる励ましではない。
それは、これからの長い人生の中で、
自分のためだけに使える時間が限られていることを示していた。
そのかけがえのない時間を、
最高のものにできるのは自分自身だけだと気づいた。
「最高」の定義の深堀り
この「最高の時間」とは、良いことばかりを指すのではない。
しっかり悩み、答えを見つけ、前に進むということ。
行動しなければ、最高の時間も、悩み、進むという経験も得られない。
行動への連鎖
不安は考えているだけで広がり、できない理由を探してしまう。
でも、母の言葉と、その言葉に込められた「自分で決断する責任」という信念は、
その思考を完全に打ち消した。
「今、動かないことは、最高の時間を放棄することだ」。
この原動力こそが、私を具体的な準備へと突き動かしたのだ。
【行動の技術】大きな目標を「今日できること」に分けるやり方
頭の中の考えを動く力に変える
母の言葉を胸に、「最高の時間を放棄しない」と決意した。
でも、目の前の「海外挑戦」という目標は、やはり巨大で、
どこから手を付けていいかわからない状態が続いていた。
不安は、ただ頭の中で考えているだけで広がるばかりだった。
目標を小さく分けて、まずやることを決める
そこで私が実践したのは、
目標を小さく小さく分けて、「今日できること」を決めるというやり方だった。
不安が広がるのは、目線の先にある「壮大すぎる全体像」を見ているからだ。
まずは、「成功も失敗も考えなくていい、目の前の単純な一歩」だけを見つめることにした。
具体的な最初の一歩:アナログな行動の強さ
現代ではすぐにネットで検索するのが一般的かもしれない。
でも、私が最初に行った最も小さな行動は「本屋に行くいこと」だった。
ネットの情報ではなく、『地球の歩き方』と語学学校の資料を本屋さんで探したのだ。
「資料を読み込む」ではない。「資料を完璧に理解する」でもない。
ただ、「探す」。
このアナログな行動一つが、私を不安の場所から現実の世界へ引き戻し、
「自分はもう動き始めている」という確かな感覚を与えてくれた。
実行の心構え:完璧な一歩はいらない
大切なのは、「完璧な一歩」を目指さないことだ。
一歩踏み出せば新しい道が作られる。
もし脇道に逸れても、それは「進んだ道」の先にある脇道なので、修正すれば良い。
「動き続けること」こそが、不安を打ち消し、夢を実現へと導く最大の武器になる。
動き始めた後の景色 - 不安は消えない。それでも進む理由
行動後の心境
過去の弱さを乗り越え、
母の言葉を胸に具体的な一歩を踏み出した。
では、今、すべての不安が消えてかというと、そうではない。
人間だから、不安は完全に消え去ることはないと感じる。
行動の連鎖の力
でも、動き始めた後には、「動き始めた自分」だけが見える景色がある。
一歩踏み出すたびに、不安の場所から遠ざかり、新しい道が確かに作られていく。
なぜなら、少しの行動が大きな安心に変わり、その安心は前に進む力になり、
違う明日を生み出してくれるからだ。
あなたも、もし今、「完璧な一歩」を待って立ち止まっているのなら、
その場所から少しだけ抜け出すことを考えてみませんか。
「本屋さんで資料を探してみる」、そんな小さな行動からで十分なのです。
あなたが自分の気持ちを整える方法と、目標を小さく分けて進めるコツを見つければ、
必ず前に進むことができます。
私の挑戦は、これから海外生活という新しいステージに進みます。
この信念とコツを武器に、私も歩みを止めず進み続けます。
一緒に一歩を踏み出していきましょう!

