飛行機の中で誓った決意を胸に、ついに異国の地に降り立った。
空港の自動ドアの向こうには、本や想像の中で描いていた世界が、匂いや熱気、そして大量の外国語となって目の前に広がっていた。
この最初の瞬間に私が感じたのは、言葉の壁による不安ではなく、
これまでの「こだわり」から解放された、圧倒的な自由だった。
この記事では、ゼロからのスタートを切った私が、五感で感じた「リアル」と、これから始まる「行動」の記録を綴る。
いよいよ海外生活のスタート。不安を乗り越え、母の最後の見送り
チェックインカウンターが区切った、過去と未来
重い荷物と、母の強く優しい頷き
母に手伝ってもらい、重いスーツケースを預けた。
それは、長年の準備期間という「過去」にピリオドを打った瞬間だ。
空港での母との会話は、ドラマのようなものではなく、言葉は本当にシンプルだった。
でも表情には、私の背中を幾度となく押してくれた、あの強く優しい感情が溢れ、何度も私に頷いた。
それが、私にとって最も大きな見送り、これから歩む道のりの「宝物」となった。
最高の時間は「完璧」を待たない、と悟った理由
重いスーツケースを預けて、ふっと力が抜けた。振り返らずに進んだ。
この瞬間、いつも私の心の中にあった「完璧な準備を」という変なこだわりも、
あのカウンターの向こうに置いてきた気がした。
この一歩を踏み出した瞬間、想像もしていなかったほどの未来への期待、高揚感が私の体を突き抜けた。
「今、動くこと」が、全部だと確信した。
海を越える直前。私を襲った、たった一つの現実
言葉の壁。機内で感じた静かなるショック
セキュリティーチェックを抜け、一人で搭乗ゲートへ向かった。
機内に乗り込み、周りから聞こえてくる英語、配られた現地の新聞。
たった一つの単語「water」さえ伝わらなかった。
「ああ、私はまだ言葉の壁を乗り越えられていないんだ」と強く感じた。
でも、私の心の中は、幼少期から培われてきた「絶対に負けない」に支配されていた。
窓の外を見ると、果てしない「青」が広がっていた。
動き出した後の景色は、不安よりも期待が大きい
窓の外に広がる「青」は、私にとって新しい世界を象徴していた。
確かに言葉の壁は大きい。
でも、出発前の私を苦しめた「失敗したらどうしよう」という漠然とした不安は、
もうどこにもなかった。
動いてみると、不安は消え、やるべきことがハッキリと見えた。
壁の前に立ち止まって悩むよりも、壁に向かって歩き出すこと。
この数ヶ月間の悩みが、この一瞬で全て解決した。
これから始まる海外生活は、壁を破るための「行動」そのものになるだろう。
空港の匂いと音。異世界へ飛び込んだ実感
最初に感じた、初めての匂い
長いフライトを終えて、空港のゲートを出た瞬間に、乾いた空気と、これまで嗅いだことのない独特な匂いを感じた。
鼻腔をかすめて入ってきたのは、甘く、それでいてどこかスパイシーな、不思議な匂いだった。
これまで本や想像の中で描いていた世界が、急に三次元の現実として目の前に現れたような衝撃だった。
誰も私を見ていない、という心地よさ
日本にいた時は、周囲の目や、「完璧でなければ」という期待に常に縛られていた気がする。
でも、この空港では、誰も私に注目していない。言葉も通じない。
「これから私は、どんな私にでもなれる!ゼロの私なんだ!」
と、むしろ私を自由にしてくれた。
最初の一歩。「動くこと」のルールを実践する
最初のミッション:「荷物を見つける」
立ち止まることは、即ち後退だ。
あの飛行機の中で誓った「行動のルール」を実践する時が来た。
課題は小さくていい。まずはターンテーブルから自分の荷物を見つけ出すこと。
もし、自分の荷物が出てこなかったらどうする?この、言葉も通じない異国で誰に頼る?
鼓膜が破れそうなくらい、心臓が波打った。
スーツケースにくくりつけた、見覚えのあるバンダナが近づいてきた時の安心感、達成感は今でも鮮明に覚えている。
これは私にとって、言葉の壁を越える前の、最初の「行動」だった。
空港の自動ドアを出た瞬間
重いスーツケースをカートに乗せ、到着ロビーの自動ドアをくぐった。
外の光、熱気、そして耳に入ってくる大量の外国語。
私は本当に今ここに1人で立っているんだ。
これから始まる生活は、不安や困難に満ちているだろう。
でも、行動した者にしか見えない景色が、目の前に広がっていた。
上げる想いで、目頭が熱くなった。
さあ、次はあなたが動く番です!
あなたにとって、人生の壁を破る最初の「小さな行動」は何でしたか?
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